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銀行は決算書のどこを見る?融資を受ける際の重要ポイント 10 選!

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銀行は決算書のどこをみる

銀行から融資を受けるためには、決算書をはじめとした多くの書類を準備する必要があります。そして、銀行は決算書をもとに審査を行うため、ただ書類を用意するだけではなく、その内容にも気を配って作成する必要があります。

 

本記事では、決算書の概要や「銀行は決算書のどこを見る?」という点について、重要なポイントを 10 に絞ってわかりやすく解説します。自社で融資を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

融資とは?

 

まずは「融資」という言葉の意味を正しく理解しておきましょう。

 

融資とは、返済することを前提として金融機関から資金を借り入れすることで資金調達を行う方法です。企業の資金調達と言えば、真っ先に融資を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

 

企業が融資を受ける相手は、銀行や信用金庫などの金融機関であることが一般的です。そして、融資前に定めた利息・返済方法をもとにして、金融機関へ借り入れ金を返済します。

 

なお、融資には「担保を取って融資を受ける場合」と「無担保で融資を受ける場合」の 2 パターンが存在します。担保とは、借入金を返済できなくなった際に差し出す保障品のことであり、土地や建物などの不動産を担保として設定するケースが一般的です。

 

担保が必要か否か?については、その会社の信用情報をもとにして決定されます。例えば、何十年も存続している大企業は信用が高いため、無担保で融資を受けられることが多いですが、起業後すぐの会社は担保を求められる傾向にあります。

 

ただし、金融機関によっては起業後まもない中小企業でも無担保で融資を受けられる場合があります。そのため、複数の金融機関を比較検討して、自社に最適な融資元を探すことが重要なポイントになります。

 

そして、融資の手続きを進めるためには、様々な書類を金融機関に提出する必要があり、その中の一つとして「決算書」が挙げられます。次章以降で決算書について詳しく解説しますので、重要なポイントを確実に理解しておきましょう。

 

融資に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

 

資金調達には融資がオススメ

 

 

決算書とは?

 

次に、決算書の概要についてご説明します。

 

決算書とは、会社の財政状況を報告するための書類です。決算書という名称は俗称であり、法律上は「財務諸表」と呼ばれることが一般的です。

 

また、決算書は会計年度ごとに作成されることが多く、日本企業の場合は 4 月から 3 月の 1 年間を会計年度と定めている会社が多く存在します。ただし、会社によって会計年度は異なるため、この点は覚えておきましょう。

 

決算書には様々な種類が存在しますが、

 

・貸借対照表

・損益計算書

・キャッシュフロー計算書

 

の 3 つの書類は「財務三表」と呼ばれており、決算書の中でも特に重要なものとして位置付けられています。

 

決算書を確認することで、その会社の財政状況を正しく理解できます。また、会社の将来性・成長性を計るための指標としても役立つため、企業にとっては非常に大切な書類であると言えるでしょう。

 

 

銀行は決算書のどこを見る?

 

ここまで、融資と決算書の基礎知識を解説しました。それでは、銀行は決算書のどこを見て審査を行なっているのでしょうか?

 

本章では「銀行は決算書のどこを見る?」という点について、重要なポイントを 10 つに絞ってわかりやすく解説します。

 

 

1.自己資本

 

融資のリスクを計る上で自己資本はとても重要なポイントになります。一般的に、銀行は「純資産の合計額」や「自己資本比率」などをチェックし、自己資本比率が高いほどリスクが低いと判断されます。

 

 

2.預金残高

 

銀行は預金残高を多角的にチェックします。例えば、預金残高が増加・減少のどちらの傾向を示しているか?、残高が企業の売上規模に見合う水準になっているか?など、あらゆる観点から確認を実施します。

 

 

3.売上・利益

 

会社の状態を把握するために、銀行は売上・利益の推移をチェックします。例えば、売上や売上総利益、営業利益、経常利益など、多くの項目を確認し、気になる点があれば会社に対してヒアリングを行います。

 

 

4.売掛金

 

売掛金に関しては、

 

・売掛金が平均月商に対して何ヶ月分あるか?

・3 期分の売掛金明細を比較して残っている先がないか?

・売上の回収条件から算出される推定有高と比較してどうか?

 

などのポイントをチェックします。なお、推定有高は粉飾決算や回収の長期化をチェックするための手法であり、回収が困難だと判断される売掛金は含み損として認識されることが一般的です。

 

 

5.買掛金

 

売掛金と同様に、買掛金に関しても推定有高との整合性などをチェックします。仮に買掛金の金額が多い場合、資金繰りに困窮していると判断される可能性があるため、この点には注意が必要です。

 

 

6.棚卸資産

 

棚卸資産については、急増・急減などの異常値がないか?や、回転期間などをチェックすることが一般的です。特に不良在庫は入念に調査されるため、事前に内容を確認しておきましょう。

 

 

7.固定資産と自己資本

 

固定資産と自己資本に関しては、固定比率が 100 % を下回っているか?を確認し、含み益や含み損がないか?という点もチェックします。場合によっては、銀行から資料提出を求められる可能性があることを覚えておきましょう。

 

 

8.借入金

 

借入金に関しては、当然ながら借入金額が少ないほど融資審査において有利になります。なお、単なる金額だけではなく、借入先の変化や借入に至った理由・経緯なども重要なポイントになります。

 

 

9.雑勘定

 

雑勘定とは、仮払金や短期貸付金などを指しており、一般的には審査においてネガティブなものとして捉えられています。自社の決算書を事前にチェックし、雑勘定が含まれていないか?を把握しておくことをオススメします。雑勘定が存在する場合は、その内容について詳しく説明できるように準備しておきましょう。

 

 

10.減価償却費

 

償却資産に対する減価償却費の適正計上も銀行がチェックするポイントです。償却不足の場合は利益の水増しを疑われてしまうため、十分に注意してください。

 

ここまで、銀行が決算書のどこを見るのか?について重要な 10 つのポイントをご紹介しました。

 

細かい審査方法は銀行ごとに異なりますが、一般的には前述したポイントに注目して決算書を確認する金融機関が多いため、融資審査で不利にならないように内容を確実に理解しておきましょう。

 

 

まとめ

 

本記事では、決算書の概要や「銀行は決算書のどこを見る?」という点について、重要なポイントを 10 に絞って解説しました。

 

融資を受けるためには銀行の審査を通過する必要があり、決算書は審査結果を左右する重要な書類です。この記事を読み返して、重要なポイントを確実に理解しておきましょう。

 

もし、融資や資金調達に関してお悩みであれば、ぜひ大谷聡税理士事務所へご相談ください。これまで培ってきた豊富な知識・経験をもとにして、貴社に最適な方法をアドバイスさせていただきます。

 

無料相談もお受けしていますので、まずは以下のフォームからお気軽にご連絡ください。この記事が、あなたのお悩み解決に少しでもお役に立てば、と切に願っております。

 

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この記事を書いた人

大谷 聡

埼玉県川口市に拠点を構える大谷聡税理士事務所の代表。元大手銀行出身の税理士であり、中小企業診断士、社会保険労務士・行政書士・不動産鑑定士・宅建士、証券アナリストなど多数の資格を保持。 融資相談から相続相談まで、税務のことだけでなく、経営者の真のパートナーとして、総合的なサポートをすることがモットー。

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