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融資には決算書が求められる?決算書の概要や重要なポイントを一挙に解説!

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融資には決算書が求められる

融資の手続きを進めるためには多くの書類を準備する必要があり、その中の一つとして決算書が挙げられます。ただ、決算書の存在自体は知っていても、具体的にどのようなものなのかを理解していない方は多いのでしょうか?

 

本記事では、決算書の概要や決算書を見る上で重要なポイントをわかりやすく解説します。自社で融資を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

融資とは?

 

まずは「融資」という言葉の意味を正しく理解しておきましょう。

 

融資とは、返済することを前提として金融機関から資金を借り入れすることで資金調達を行う方法です。企業の資金調達と言えば、真っ先に融資を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

 

企業が融資を受ける相手は、銀行や信用金庫などの金融機関であることが一般的です。そして、融資前に定めた利息・返済方法をもとにして、金融機関へ借り入れ金を返済します。

 

なお、融資には「担保を取って融資を受ける場合」と「無担保で融資を受ける場合」の 2 パターンが存在します。担保とは、借入金を返済できなくなった際に差し出す保障品のことであり、土地や建物などの不動産を担保として設定するケースが一般的です。

 

担保が必要か否か?については、その会社の信用情報をもとにして決定されます。例えば、何十年も存続している大企業は信用が高いため、無担保で融資を受けられることが多いですが、起業後すぐの会社は担保を求められる傾向にあります。

 

ただし、金融機関によっては起業後まもない中小企業でも無担保で融資を受けられる場合があります。そのため、複数の金融機関を比較検討して、自社に最適な融資元を探すことが重要なポイントになります。

 

そして、融資の手続きを進めるためには、様々な書類を金融機関に提出する必要があり、その中の一つとして「決算書」が挙げられます。次章以降で決算書について詳しく解説しますので、重要なポイントを確実に理解しておきましょう。

 

融資に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

 

資金調達には融資がオススメ

 

 

 

決算書とは?

 

次に、決算書の概要についてご説明します。

 

決算書とは、会社の財政状況を報告するための書類です。決算書という名称は俗称であり、法律上は「財務諸表」と呼ばれることが一般的です。

 

また、決算書は会計年度ごとに作成されることが多く、日本企業の場合は 4 月から 3 月の 1 年間を会計年度と定めている会社が多く存在します。ただし、会社によって会計年度は異なるため、この点は覚えておきましょう。

 

決算書には様々な種類が存在しますが、

 

・貸借対照表

・損益計算書

・キャッシュフロー計算書

 

の 3 つの書類は「財務三表」と呼ばれており、決算書の中でも特に重要なものとして位置付けられています。

 

決算書を確認することで、その会社の財政状況を正しく理解できます。また、会社の将来性・成長性を計るための指標としても役立つため、企業にとっては非常に大切な書類であると言えるでしょう。

 

 

決算書を見る上で重要なポイント

 

決算書の基本を理解したところで、決算書を見る上で重要なポイントについて解説します。以下、前述した財務三表のそれぞれについて順番に見ていきましょう。

 

 

貸借対照表

 

貸借対照表とは、 1 年間における資産や負債、純資産などが記載されている決算書です。貸借対照表は別名「バランスシート」と呼ばれることもあるため、どちらの名称も覚えておきましょう。

 

貸借対照表では、右側に資金の調達方法(負債・純資産)を記載し、左側に取得した資産を記載します。つまり、表の右側と左側が均衡を取るように同じ金額になり、これが貸借対照表がバランスシートと呼ばれている理由です。

 

貸借対照表で重要なポイントとしては「自己資本比率(返済義務のない資本の割合)」と「流動比率(短期的な支払能力)」の 2 点が挙げられます。これらを算出することで、その会社が安全な資金繰りを行っているのか?を判断できます。

 

 

損益計算書

 

損益計算書とは、 1 年間における利益と費用が記載されている決算書です。一般的には、会社の利益を次の 5 つに分類して、それぞれの金額を段階的に示します。

 

・売上総利益:商品の売上高から売上原価を差し引いた粗利益の合計
・営業利益:本業で稼いだ利益
・経常利益:経常的な企業活動を通して稼いだ利益
・税引前当期利益:営業活動とは無関係な臨時損益を含んで計算した利益
・当期純利益:法人税等を差し引いた最終的な利益

 

損益計算書で重要なポイントとしては、上記 5 つの利益を見ることで、会社の状態を様々な角度から把握できる点です。例えば、営業利益は本業で稼いだ利益を示すため、その会社の「事業の収益性」を見極めることが可能です。

 

このように、損益計算書は企業の利益構成を細分化して確認できるため、その会社がどのような状態にあるのか?を知りたい場合に有効な決算書であると言えます。

 

 

キャッシュフロー計算書

 

キャッシュフロー計算書とは、現金の流れが具体的に記載されている決算書です。一般的には、現金の流れを次の 3 つの活動に分類して表で示します。

 

・営業活動キャッシュフロー:本業の事業活動によるお金の流れ

・投資活動キャッシュフロー:投資によるお金の流れ

・財務活動キャッシュフロー:資金調達や返済によるお金の流れ

 

キャッシュフロー計算書で重要なポイントとしては、現金の流れを見ることで、その会社のお金がどのように動いているのか?を客観的に把握できる点です。

 

例えば、営業活動キャッシュフローが赤字になっている場合、本業の売上が低迷していることを意味します。そのため、会社の経営は悪い状態にあると言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

本記事では、決算書の概要や決算書を見る上で重要なポイントを解説しました。

 

一口に決算書とは言っても、その種類は多岐にわたります。主な決算書としては、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書の 3 つが該当し、それぞれ見るべき重要なポイントが異なります。

 

そして、融資を受ける際には決算書の提出が必要になりますし、決算書の内容を注意深くチェックすることで、会社の経営状態などを正しく把握できます。この記事を読み返して、確実に内容を理解しておきましょう。

 

もし、融資や資金調達に関してお悩みであれば、ぜひ大谷聡税理士事務所へご相談ください。これまで培ってきた豊富な知識・経験をもとにして、貴社に最適な方法をアドバイスさせていただきます。

 

無料相談もお受けしていますので、まずは以下のフォームからお気軽にご連絡ください。この記事が、あなたのお悩み解決に少しでもお役に立てば、と切に願っております。

 

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この記事を書いた人

大谷 聡

埼玉県川口市に拠点を構える大谷聡税理士事務所の代表。元大手銀行出身の税理士であり、中小企業診断士、社会保険労務士・行政書士・不動産鑑定士・宅建士、証券アナリストなど多数の資格を保持。 融資相談から相続相談まで、税務のことだけでなく、経営者の真のパートナーとして、総合的なサポートをすることがモットー。

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